アラフィフで派遣の初体験!

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外で働きたい!経済的自立がしたい!って、ずぅーっと思って来た私。青色専従者なので、副業は基本的にはあまりできません。でも、やっぱりスキマ時間に稼いでみたい気持ちが膨れ上がっています。早速、アラフィフにして生まれて初めて派遣会社に登録してみたので、レポートします。

アラフィフ未経験。ポンコツ主婦が派遣会社に登録!

正直、結婚後は専業主婦に近い形で生きてきました。

夫の仕事を手伝っているとはいえ、空いた時間を使って事務作業や銀行回りをするくらいで、社会人としては、もう、ブランクが20年ほどあります。

正直、私は社会人としては、ポンコツ。無能と呼ばれる部類の人間です。「使いモノにならない」アラフィフの中年女性。本当に悲惨だな、って自分でも思います。

主婦として生きて来た事への後悔。

自分の手で育てたい。子供に幸せな人生を歩んでほしい

心からそう願って、育児本を片っ端から読んで実践してきました。

私の30代は、愛情をいっぱい子供に注ぎながら、将来に役に立ちそうな教養をつけさせてあげたいって。そう思って子育てしてきました。その思いがエスカレートして…その結果、教育ママと化した私は、気が付けば愛する我が子を不登校に追いやってしまうほどの、酷い親になっていたんですね。もう、今では後悔しかありません。子供達には本当に申し訳ないことをしました。

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愛情をかけて大事に大事に…って、必死で子育てに打ち込んだ時間は、私にとって本当に悔やまれる時間でした。三歳児神話なんて、ウソっぱちでした。私が愚かだったことも原因ですが、私が子育てしてきたことで、悪い影響はあっても、子供達に良い影響なんて、全く無かった。

そうやって、働ける時間を子育てや家事に使ってしまい、結果的にポンコツ中年女性が出来上がってしまったわけです。

一人の人間として自立してみたくて、お仕事を探し。

なんていうか、私は、自分の親が専業主婦で、昭和の母親そのものだったので、母親のモデルイメージが「ソレ」だったんですよね💦

スーパーで値段を見ずに買い物する母親。

当たり前のように家にいて、家事をしている母親。

私が思春期の頃は、母親に「今日一日家に居て、何してたの?何もしてないじゃん!」と罵倒したこともありました。義両親の介護、自分の親の介護も4人分やって、さらに家事育児、PTAで頑張っていた母親にそんな酷い事を言うなんて…今思うと、親に対しても申し訳なかった…

そう、我が家は完全に男尊女卑の古い考え方の家族だったんです…

でも、愛情をかけて育てた我が子にNOをつきつけられ、我に返りました。

子供の人生は子どものものだし、母親の自分がどんなに努力したとて、子供は全然幸せにはならないのだと。

今まで、家族のため、我が子のために生きて来た自分から解放されて、私も一人の人間として、社会に出てみたい。

そんな風に強く思いました。本当は、すぐにでも青色専従者を辞めて働きたいのですが、夫の仕事の手伝いを放り出すわけにもいかず、不登校の子供のこともあるし、いきなり生活を変えるのは難しいので、単発のパートやアルバイトから少しずつ始めることにしました。

インターネットでパート探し。

とにかく、私にもできる仕事となると、限られてしまいます。
20年以上も、ブランクがありますし、実務経験は皆無に等しいです。

パソコンはワードは基本的な操作と、Excelで表をかろうじて作れるくらい。パワポも、講演で使った経験があるので、なんとかできるかな…💦
会計ソフトの入力は、いつもやっているので、少しはできるかしら…

結局は「未経験OK」で単発でできるお仕事を探しました。

軽作業とか、ピッキングとかが多いのですが、それすら足手まといになりそうで…
アラフィフのポンコツが社会に出るって、大変なんだな…って、不安でいっぱいになりました。

職探しに使ったサイト

私がよく見ていたサイトは、以下の三つです。

・主婦ジョブ:家事や育児と両立するための仕事を探すには、ここが一番安心感がありました。

・求人ボックス:自分のやりたいこと(ナレーションや司会業)専門職の仕事が多くあったので、頻繁にチェックしていました。

・EN派遣:単発の派遣を探せるのが良かったです。実際にここのサイトから派遣登録することになりました。

単発の派遣のお仕事には、制限がある

今回、一番驚いたのが、単発のお仕事には制限があることでした!

気軽に単発でバイトすることは、今の時代、禁止されているんですね💦

契約期間が30日以内のいわゆる「日雇い」労働は、改正労働者派遣法により禁止されているため、働くことができる「業務」もしくは「人」に制限があります。

ただ、以下の4条件が例外事由として定められています。

○60歳以上の方
○雇用保険の適用を受けない学生
○年収500万円以上の方で副業として日雇派遣に従事する方
○世帯年収の額が500万円以上の主たる生計者以外の方
※一般的に「主たる生計者」とは世帯年収の割合が50%以上の方のことを指します。

上記いずれかに該当しなければ、単発・日雇いの派遣のお仕事には就業できかねてしまいます。

ENバイトホームページより引用

気軽に単発のバイトって、今の時代はなかなかできないんですね💦

でも、私が登録した派遣会社では、柔軟に対応できるらしく、実際には長期で登録させてもらって、単発のバイトも入れるようになりました。

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ポンコツのアラフィフ女性、単発で派遣のお仕事を初体験!

そこからはトントン拍子に話が進んで、派遣の初仕事が決まりました。

試験監督の仕事、前から興味があったので、「未経験でも大丈夫ですよね?!」と、何度も確認してから(笑)応募させていただきました。

試験監督のおしごと

事前に分厚いマニュアルを渡され、「熟読してください」と書いてあったので、マジメな私は、マーカーを引いて、何度もマニュアルを熟読し、注意事項の読み上げの練習までしました(笑)
当日に、仕事内容(自分がどの担当をするのか)を言い渡されるので、自分が試験監督か、監督補助なのか、誘導なのか、受付なのか…何をやらされるかわからないのが恐怖でした💦

試験監督って…色々大変そうだな、って思っていたのですが、未経験のポンコツは、そんなハイレベルなお仕事を最初からあてがわれるわけもなく…

実際には、教室内で試験監督をやらされるわけではなく、
未経験者は、誘導や受付業務をやらされます。簡単な誰にでもできる仕事でした。

ちょっと大変だったのは、
朝の集合がすごく早いことと、
暇な時間が多い
冬は外での誘導もあり極寒(^_^;)

ラッキーだったのは、
・予定時刻より早く終了しても、契約分のお給料が貰えた
ことでした!

稼いだお金は株式投資に回して、少しでも多く運用したいです。

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単発の派遣!初仕事の感想

実際、私はアラフィフのポンコツ主婦。
事務職やオフィスワークでは役に立たない人間です。たぶん…
だからこそ、働ける機会をもらえたことが、本当に有難いと思いました。

どんな仕事をいただいても、真剣に全力で頑張ろう!って心に決めて、試験監督のお仕事をしに行きました。

当日は誘導や受付のお仕事で、声を出したり、受験生の方々をご案内したりすることに、本当に幸せを感じたというか…社会の役に立っているという気持ちが湧いてきて、なんだか胸が熱くなり、感動してウルウルしておりました(←今思い出すと恥ずかしい…(^_^;)

私は今、この時間、お給料を貰って稼いでいるんだ…」

という感動。決まったお給料が貰えるって、本当に有難いことだなあ、って思いました。

実際に出会ったお仕事仲間の派遣の先輩たちも、気さくな方々が多くて、休憩時間におしゃべりできたことも、とっても楽しく新鮮でした!

だって…専従者給与なんて、無いようなもので、ぜーんぶ生活費に消えてしまうんですもの。私はずっと主婦して、専従者のお仕事やって…お給料ももらえずに働いてきたんですよね💦

だから、本当に自分でお金を稼ぐって、喜ばしい事。こんなことだったら、大学卒業の時、本気で就活しておけばよかったなあ…って、若かりし頃に「専業主婦」に憧れた自分を心の底から呪いました。

またスキマ時間を見つけて、派遣のお仕事に応募してみたいと思います。
単発の仕事がゲットできたら、ブログで報告しますね。

それまでは、株式投資や、専従者のお仕事、たまにゲットできるライターのお仕事を頑張ろう✊

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