損保ジャパン「弁護士費用特約」でいじめ対応

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りゅうちぇるさんの訃報で、改めて考えさせられた「いじめ」の問題。2023年6月14日に、損保ジャパンから出されたいじめ対応の「弁護士費用特約」ができたという興味深い情報をキャッチしたのでその内容をまとめてみました。

りゅうちぇるさんの訃報。他人事ではない、自死問題

朝、Twitterを見たら、りゅうちぇるさんの訃報が飛び込んできて、心から「いたましい」…と思いました。と同時に、親御さんはどんなお気持ちなのだろうかと、どうしても親の気持ちを考えてしまいます。

大事に育てた我が子が自分より先に、自ら命を絶つなんて、本当に親としてこんなに悲しいことがあるでしょうか。

悔しい、やりきれない。誹謗中傷のせいで命を落とした芸能人の方は何人いるのでしょうか。

いじめを苦に自殺を選んだ子供たち、若者がどれほど多いでしょうか。

今の世の中はSNS思考。清廉潔白が好まれて、誠実な人柄、完璧な人間をカリスマとあがめ、非の打ち所がない人間ばかりを持ち上げる。そして、そういう人々が、一度過ちを犯したら、総タタキに遭うんです。

最近は特に、心の奥に抱えてしまう闇を、苦しい気持ちを吐き出せない人が、多いという印象があります。私は子の不登校と向き合うようになって、本当に心が壊れることの悲しさ、苦しさを理解できるようになりました。

命さえあれば、生きてさえいてくれたら、本当にそういう気持ちで我が子と日々を過ごしています。

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いじめや、SNSでの誹謗中傷は、法で裁かれるべき

私は、全学校に学校弁護士を置いてほしい。全学校に防犯カメラを設置してほしいと思っています。学校外ではなく、学校内の方が、我が子が傷つくことがある、危険にさらされることが多い、と感じているからです。

「子供がすることだから許される」という言葉では片づけられないほど、昨今の「いじめ」問題は、深刻化しています。ニュースの記事を最後まで読めないほど、目をそむけたくなるほど残酷な事件が起こってしまう前に、対処すべきだと思います。

SNSでの誹謗中傷も然り。

最悪の事態から逃れるためにも、

今回の損保ジャパンの「弁護士費用特約」が個人に向けてのサービスとして展開されるのは、良いのではないかと考えます。

損保ジャパンの「弁護士費用特約」とは?

弁護士費用特約とは、どんな保険なのでしょうか?

損保ジャパンは、企業や学校などの団体向けに社会課題解決型商品「弁護のちから」(弁護士費用総合補償特約)を提供しており、法的トラブルに備えられる保険として多くの企業や学校などの団体で導入されています。また、いじめやSNS上でのトラブル遭遇時などに無料で専門コンサルタントに電話で相談できる「被害事故・嫌がらせ相談窓口」の付帯サービスは特に学校団体で多く活用いただいています。…中略…
「弁護士費用特約」を、個人のお客さま向け商品として「THE カラダの保険」で
も販売することとしました。

損保ジャパンニュースリリースより

なるほど、個人でいじめやSNSトラブルに遭った時に、無料で専門家に相談できるシステムということですね。

もちろん、弁護士費用も、そのトラブルのケースごとに補償金額が提示されています。

保険の内容を把握して、賢く利用したい

損保ジャパンの「弁護士費用特約」は、2023年の10月1日以降、契約開始となるそうです。

保険内容をしっかり把握して、利用してみたいですね。

私個人としては、やはり専門家に無料で相談できることが第一に有難いな、と思いました。
法的に決まっていることや、客観的立場で正しい方向に導いてもらうことは大切ですね。

学校側は、必死でいじめを隠蔽する…っていう話を聞くと、ゾっとします。

いじめや誹謗中傷を苦にして命を絶ってしまう方々のニュースを見るたびに、本当に苦しい気持ちになります。

こんなに熱く語ってしまうのは、私自身、小学校時代にいじめを経験したからです。
「助けて」が言えなかったし、何故か「自分が悪いんだ」と思ってしまっていたんですよね…

被害に遭ったら、しっかりと助けを求めて、権利を主張すべきだと思います。いじめる側の人間は、私たちが思っている以上に、事態を軽く見ているのですから。

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